ヤクルト・西川 バースデーアーチ&ヒット狙う「み(3)に(2)つく1年に」 16日で32歳
ヤクルトの西川遥輝外野手(31)が、16日の中日戦(バンテリンドーム)でバースデーアーチ&ヒットを狙う。
休日となった15日、神宮球場に隣接するクラブハウスを訪れ、約2時間体を動かして準備を進めた。先発出場は9日の巨人戦が最後で、以降は代打など途中からの出場が続いているため、「出る機会があれば」と前置きしつつもメモリアルな一打を誓った。
楽天に所属していた22年には人生初となるバースデー弾を放ち、チームの勝利に貢献。「誕生日って自分で祝うもんじゃないから、みんなからのプレゼントを心待ちにしています」と笑いつつ、視線は前へと向いた。
先発を外れた横浜スタジアムでの試合前にはポール間を走り込んだり、負荷をかけたトレーニングも慣行。「試合に出てないので。やっぱ体力を落としたくないし、試合に出始めて1、2試合でバテるようなのは嫌なので」と今、できることを貪欲に取り組み出番を待つ姿がある。
現在は10打席無安打中。「代打って難しいな…」と、1打席勝負では3打数無安打と大きな壁にも直面しているが、開幕3連戦で打率・364と好スタートを切った中日相手に調子を上げていきたいところだ。
32歳の目標に「何事も身につく1年にしたいなと思います」とニヤリ。「32なので。み(3)に(2)つく、で」と無邪気に笑い、“NEW・西川”を新天地でさらに輝かせていく。