「東京六大学野球、慶大５－２東大」（１３日、神宮球場）

　慶大が開幕戦を白星発進した。

　リーグ戦初の４番に座った清原正吾（４年・慶応）が三回に決勝の先制適時二塁打をマーク。「朝に監督から打順を告げられて引き締まる思いで試合を迎えました。先制点がほしい場面で最低でも犠牲フライをと思って打席に入って、外野を抜けてくれたのでホッとした」と安堵（あんど）。リーグ戦初打点となったが「それよりもチームが勝てたので良かった」と振り返った。

　西武、巨人などで活躍した父・和博氏もスタンドで見守り、試合後にはロッカールーム前で言葉をかけられた。和博氏は「開幕戦で良いタイムリーヒットが出て、正吾もホッとしているのではないでしょうか。元気にプレーしている姿を見ることができてうれしく思います。今後もチームのために頑張ってほしいです」とコメントした。