“ミスターゼロ”中大1年生・東恩納がデビュー戦で初勝利、2番手で逆転呼ぶ6回1/3を7K0封

 「東都大学野球、中大4-2駒大」(10日、神宮球場)

 戦国東都で圧巻のデビューだ。中大1年・東恩納蒼投手(沖縄尚学)がリーグ戦に初登板し、6回1/3を3安打7K無失点で初勝利を挙げた。

 三回、先発・今村が2点を先制され、なおも2死三塁で登場。駒大・角田を空振り三振に仕留め、ピンチをしのいだ。

 直球も変化球も丁寧に制球し、武器であるスライダーの切れ味も抜群。四回以降もテンポの良い投球でスコアボードにゼロを並べた。すると、六回にチームは逆転に成功。続く七回を2者連続三振を含む三者凡退に抑えた。

 八回には先頭の代打・大谷に死球を与えるなど1死二塁とピンチを招くが、2番・平井を二飛、続く角田を3球三振に仕留めた。九回もマウンドへ。安打と四球で2死一、二塁とピンチを背負うも、最後は代打・秋川を空振り三振に斬り試合を締めた。

 昨年のU-18世界一メンバーで、昨夏の沖縄大会から甲子園で失点するまで47回1/3を連続無失点という世代屈指の好投手。昨秋のドラフトでは指名漏れとなっただけに「4年後にドラ1でプロに行くという高い意識を持って。点を取られるのは嫌い。エースを取りに行く気持ちで」と力強く意気込んでいた。

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