オリックス 中川先制打で打線起爆 14安打9得点の大勝劇 FA新加入の西川が今季初猛打賞

 「ロッテ1-9オリックス」(6日、ZOZOマリンスタジアム)

 帰ってきたロッテキラーが、大勝劇の流れを呼び込んだ。オリックスは今季最多の14安打9得点で勝利し、最下位脱出。チームを4位タイに押し上げる力となったのは、5日に昇格したばかりの中川圭太内野手(27)のバットだった。

 初回から確かな流れを作った。種市相手に、先頭の西川が中前打、西野が左前でチャンスメーク。無死一、二塁の先制機で打席に入った。フォークが2球連続で来た後、右腕が立て続けに投じた同変化球を逃さない。左翼線を深々と破る2点適時二塁打をマークした。

 今季2度目の3連打でつかんだ得点。「龍馬(西川)さんと西野さんがいい感じでつないでくれて、僕もいい形でつなげて良かったと思います」。昨季、中川はロッテ戦打率・348、種市相手にも打率・357とキラーぶりを発揮していた。今年も健在のようだ。

 体調不良の影響で開幕2軍。5日・ロッテ戦から1軍に合流した。まだ鼻声は治っていないが「勝利に貢献したいという気持ちが一番なので」。一日でも早く1軍の戦力として戦いたかった。

 中川以外にも西川が今季初の3安打猛打賞、森が2本の適時打、打率0割台と絶不調だった紅林にも適時打が飛び出した。貧打解消に中嶋監督は「やっぱり1、2、3番でバンって点を取ってくれたら、勢いが出ますよね」と納得顔。常勝軍団が、ようやく上昇気配を感じさせるような攻撃を展開できた。

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