侍飛び級入りした関大・金丸が京大に敗戦 連勝記録18でストップ
「関西学生野球、京大1-0関大」(6日、わかさスタジアム京都)
春季リーグ開幕。今秋ドラフト1位候補に挙がる関大・金丸夢斗投手(4年・神港橘)が先発して8回4安打1失点と好投するも、京大に黒星を喫した。
初回から147キロをマークし、力強い直球と多彩な変化球で立ち上がりから圧倒。三回まで毎回奪三振を記録。五回1死に死球で走者を許したが崩れなかった。六回先頭でこの日初安打となる遊撃内野安打を許したところから無死三塁の危機を招くも、この日最速149キロを記録しながら空振り三振、1死三塁からは直球で押してスクイズ失敗を誘い、併殺で無失点に切り抜けた。
ただ、味方の失策が絡んで招いた両軍無得点の七回2死二塁で先制の右前適時打を献上。マウンド上で思わず天を仰いだ。
自責点は0ながら、連勝記録は「18」でストップ。3月には侍ジャパントップチームに招集され、欧州代表戦に先発して2回完全投球していた。