日本ハム、延長十二回劇的サヨナラ勝ち マルティネス犠飛に新庄監督称賛「ヒット3本より価値がある」

 「日本ハム3-2西武」(5日、エスコンフィールド)

 苦しみながら、大きな1勝を手にした。延長十二回1死満塁の絶好機。日本ハムのアリエル・マルティネス捕手(27)が中堅へ高々とサヨナラ犠飛を打ち上げた。お立ち台では「どんな形でもいい。この任務を果たそうと思った」と胸を張った。

 前の打席まで22打数1安打と不振に陥っていた主砲。新庄剛志監督(52)は「満塁に強いですから。落ち着いていてくれましたね。ヒット3本より価値がある」と4番の仕事を称賛。「選手達はよくやってくれた」と話した。

 2点リードを許す劣勢で迎えた七回に今井を攻略。奈良間の犠飛、代打・郡司の右前打が右翼・若林の失策を誘い、同点に追いついた。1番に今季初スタメンに抜てきした加藤豪が4安打で2点に絡む。今季3試合目のスタメンとなる奈良間も2安打1打点。采配は的中した。

 「不思議じゃない。オープン戦からこういう勝ち方をしていたからね」と自信を口にしつつ「去年とその前のことはなかったことで」と笑う。これで新庄政権初の貯金2。3年目を迎えて、確かな強さがある。

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