巨人“スガコバ”が連敗止めた 657日ぶりのコンビ復活 菅野自身もチームも「大きい1勝」

 「中日0-2巨人」(4日、バンテリンドーム)

 巨人は3連敗と苦しむチームを経験豊富なバッテリーが救った。今季初先発の菅野をリードしたのは、同じく初出場の小林。22年6月17日の中日戦以来、実に657日ぶりの“スガコバ”コンビで7回を4安打無失点。絆でつかんだ復活の1勝だ。

 「僕自身もそうですけど、チームとして大きい1勝になった」。試合後の菅野は開口一番、連敗ストップを喜んだ。最速153キロの直球を軸に、要所で選択したのはカットボール。「誠司が好きなんだよ」と笑う決め球で初回、中田を中飛に抑えるなど効果的だった。

 コンビを組んだ小林が「さすがでした」と振り返れば、阿部監督も「素晴らしかった」と絶賛。7回、90球の降板は余力を残す形となったが、2戦連続被弾中だった中川に代えた。「皓太に復活してもらいたかった。いいか?と聞いたら、いいと言ってくれた。後輩思いだな」と指揮官。チームに流れを呼ぶ1勝だ。

 菅野、小林。互いに復活を期すベテランの活躍で、チームは再び勝率を5割に戻した。「オフから今季に懸ける思いを強く持っていた。いいスタートが切れました」と菅野。当面、木曜日にコンビを組むスガコバが、他球団の脅威になりそうだ。

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