日本ハム・新庄監督「オレを胴上げして」開幕セレモニーで熱く訴え

 「日本ハム2-4楽天」(2日、エスコンフィールド)

 日本ハムは粘りを見せながら、追い上げながらあと1本が出なかった。満員のファンの前で勝ちたかったホーム開幕戦を落とした。新庄剛志監督は「何とか勝ちを見せたかったんですけど。ゲーム的には粘って逆転モードの展開に持っていけた。勝ちが付かないと意味がないんですけど…」と振り返った。

 一、三回ともに無死一、二塁の先制機を逃した。六回はマルティネスの適時打で1点差としたが、さらに2死満塁でレイエスの会心の一打は左翼の正面を突く。2点差とされた七回は万波の適時二塁打で1点差としたが、続く2死満塁で野村が凡退した。

 2年目を迎えたエスコンでの開幕戦。試合前セレモニーでは、選手、監督が球場内の大型ビジョンに登場し、VTRで今季にかける思いを訴えた。新庄監督は選手に対してメッセージ。「頼むからオレを胴上げしてくれ」。熱く訴えた。

 セレモニーの最後にバックスクリーン右から選手、コーチが一人ずつ登場。その最後、観客に配られたペンライトが一斉に赤く光り、場外で花火が上がる中、新庄監督が登場した。85万円の特注サングラスを着用。右腕を突き上げ2本の指で天を指さした。

 普通の監督なら派手、新庄監督なら少しおとなしめに迎えた開幕。白星とはいかなかった。「ロッテ戦の三つ目のように逆転してね。ここの球場だとサヨナラという場面が増えてくる。それで喜ばせたい」。イメージは接戦に強いチーム。そして胴上げをファンと分かち合う。

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