日本ハム・山崎福也、ホーム開幕戦へ「楽しみながら、いい緊張感を持ちながら」縁のある新天地でいよいよデビュー

 開幕カードを勝ち越した日本ハムは2日の楽天とのホーム開幕戦で山崎福也投手(31)が先発。移籍初登板に向けて「いい雰囲気であるので、その流れに乗っていきたいです」とチームの勢いに乗って投げる思いだ。

 楽天打線については「一発ある浅村さんだったり、ちょこちょこ軽打を打ってくる小郷選手だったり、キーマンとなるバッターはそういう選手。しっかりと抑えられるように意識したい」。浅村、小郷の名を挙げて警戒した。

 オリックスからFA宣言して、古巣を含む6球団からのオファーの中、日本ハムを選んだ。「ファイターズとの縁を感じた」と決断した理由を話していた。父・章弘さんもかつて在籍。オリックス時代に縁のあった伏見や金子コーチもいる。そして中三の時に脳腫瘍の大手術を受けた地でもあった。

 昨年12月6日に行われた入団会見で、早くも新庄監督からホーム開幕投手に指名されていた。オリックス時代にコンビを組んだ伏見とのバッテリーでの出場。「前もってそこで投げると言ってもらった。楽しみながらいい、緊張感を持ちながらやっていきたいです」と話した。

 30日の練習中には、新庄監督から声を掛けられた。「昨日の試合(開幕戦)で4点入ったけど、3点まで取られてオッケーだからね、みたいな感じで言ってました」と明かす。「監督はやっぱり、気持ちを楽にさせてくれる言葉が多いなっていうイメージですね。毎回毎回。楽にしてくれる、そういう空気をつくってくれますね」と感謝する。

 開幕戦を見て「何か強いなって感じしましたね。去年と一昨年は順位的にはあまり良くなかったんですけど、そんな雰囲気も一切ない感じのゲームだったんで、すごい楽しみだなっていう風には見て思いました」と言う。縁のある球団、縁のある土地で、新たな一歩を記す。

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