オリックス 助っ人トリオが今季初勝利導いた エスピノーザ6回0封、セデーニョ1号2ラン、マチャド初ホールド
「オリックス2-0ソフトバンク」(30日、京セラドーム大阪)
初4連発の初モノづくしだ。オリックスは開幕2戦目で初勝利。アンダーソン・エスピノーザ投手が来日初先発初勝利、レアンドロ・セデーニョ内野手がチーム第1号の決勝2ラン、アンドレス・マチャド投手が来日初登板初ホールドと助っ人トリオが今季1勝目に貢献した。
エスピノーザは6回2安打無失点と好投。初回は緊張もあってか2つの四球でピンチを招いたが、回を追うごとにギアを上げた。初勝利の記念球は「お母さんにあげたい」とおちゃめに笑った。
セデーニョは五回1死一塁で、モイネロの152キロ直球を完璧に右中間席へ運んだ。一発の後はカメラに向け、亀田史郎氏の「3150(サイコー)」ポーズも新披露だ。
2点リードの八回から登板したマチャドは、1死で相対した牧原大の3球目が球団投手最速となる162キロをマーク。中嶋監督は「球場のガンがバグっていると思うので…」と苦笑いだったが、周東を161キロ直球で見逃し三振に。来日初ホールドを記録し「だいぶエキサイトしていたよ」と興奮を隠せない様子だ。
来日1年目のエスピノーザとマチャドは、同じマンションでドミノを楽しむ間柄。「ゲームをしたり、たまにお酒を飲んだりね」とマチャドがその関係性を明かす。エスピノーザとセデーニョは米マイナーで同僚だった背景もあり親交も深い。
頼れる助っ人トリオが導いた今季初勝利。中嶋監督は「まずは本拠地1勝目出来て良かったです」と安ど感をにじませた。