「ロッテ－日本ハム」（２９日、ＺＯＺＯマリンスタジアム）

　日本ハムの新外国人・レイエスが来日１号を放った。

　３点リードの六回、ロッテ２番手国吉の真ん中低めのカットボールをとらえ、弾丸ライナーで左中間スタンドにたたき込んだ。「ファーストボールにしっかりアジャストすることができました。ファンやチームメートの後押しがあり、気持ちが高まりました。みんなが喜んでくれてうれしいです」とコメントした。

　四回にはボテボテの三塁内野安打で来日初安打を放っていた。「前の打席の安打は良い当たりではありませんでしたが、どんな形であれ結果を残すことが一番。２打席続けて打つことができて、よかったです」と笑顔を見せた。

　メジャー１０８本塁打の大砲として期待されたがオープン戦では打率・１７８、０本塁打。来日時のすり足打法から左脚を少し上げる打法にマイナーチェンジして迎えたシーズンで、本領発揮の一発となった。