阿南光・高橋監督が星稜・山下監督との“2世対決”に意気込み 「思うところは似ているんじゃないかな」

 熊本国府を破り、笑顔で応援席に駆け出す阿南光ナイン
 戦況を見守る星稜・山下智将監督(撮影・石井剣太郎)
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 「選抜高校野球・2回戦、阿南光3-0熊本国府」(25日、甲子園球場)

 阿南光の高橋徳(あつし)監督(41)が、星稜との3回戦での“2世対決”へ意気込みを示した。

 この日の試合前に、先に8強入りを決めた星稜・山下智将監督(42)と挨拶を交わした際、「同じ境遇ですね」と言葉を受けたという。山下監督の父・智茂氏は同校を春夏通じて25度甲子園に導いた名将で現在は同校名誉監督。一方、高橋監督の父は、鳴門工監督として2002年センバツ準Vを導き、早大の監督も務めた広氏だ。「思うところはよく似ているんじゃないかな。時間が許せば、もうちょっと話がしてみたい」と明かした。

 徳島3位、四国準Vから甲子園の舞台をつかんだ。「ウチは負けて強くなってきた。ジャイアントキリング、県外の私学に対してどう戦っていくかと練習の水準を高くしてやってきました」。昨秋神宮王者に対し、真っ向勝負を誓った。

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