ロッテ・佐々木朗希「出力も感覚と合っていた」 最速162キロ5回無失点5K「打者を差し込めた。やりたかったことができた」

 「オープン戦、中日2-1ロッテ」(24日、バンテリンドーム)

 開幕目前でようやく本来の姿が戻ってきた。ロッテ・佐々木朗希投手はオープン戦最終戦で5回を2安打無失点、5奪三振の快投を見せた。最速162キロをマークし、今年初めて大台に到達。制球も無四球と安定し「いい形で状態を上げられた。出力も感覚と合っていた」と安堵(あんど)の言葉が漏れた。

 一回をわずか7球で片付けると、二回は4番細川をスライダー、5番ディカーソンをフォークボールで連続三振。直球の威力が戻った分、変化球の効果も増した。三回は上林に対し、160キロ以上を3球も計測。「球速はまだ上がると思うけど、打者を差し込めた。やりたかったことができた」と収穫は大きかった。

 今年はキャンプから投球フォームの試行錯誤が続いていた。制球の乱れと球威不足を解消できずにいたが、開幕前最後の登板でやっと好結果を残した。小野投手コーチは「いい間がある中で、しっかり腕が振れていた」と変化を証言した。

 3月31日に本拠地での日本ハム戦でシーズン初登板を迎える。真価が問われる5年目へ、「一年間、けがなく、しっかりと投げ続ける」と自らに課した。

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