オリックス・西川 技あり2戦連続打点「たまたまいいところ飛んだっすね」
「オープン戦、阪神4-2オリックス」(23日、京セラドーム大阪)
これぞ龍馬と言わんばかりの芸術的な一打だった。3試合連続3番に入ったオリックス・西川が、2試合連続打点とする適時打をマーク。見逃せばボールという球にうまく反応し「たまたまいいところ飛んだっすね」と頬を緩めた。
2点を追う六回1死三塁。フルカウントから門別が内角低めに投じた148キロ直球に対応。抜群の打撃センスで中前に運び、中核の役割を果たした。「インコースの真っすぐにああやって反応できたことが収穫かな」。22日の“オリックス1号”に続き、バットが軌道に乗ってきたようだ。
オープン戦は残り1試合。「ある程度、確認することも終わりました。しっかり結果を求めて最後、やろうかなと思います」。打席の中でより感覚を高め、今季から参戦するパ・リーグで天才的な打撃を披露する。