日本ハム・山崎福也投手が異例の「反則投球」 打者が構える前に投球し、ボールの判定で再開
「ヤクルト-日本ハム」(19日、神宮球場)
日本ハムの山崎福也投手が五回、異例の反則投球を犯す場面があった。
この回2死無走者でヤクルト浜田が打席へ。山崎がクイックのように初球を投じたが、西本球審がタイムをかけた。
西本球審はそのままバックネットに歩み寄ると、場内アナウンスで「ただ今の投球は打者がしっかり構えてないうちに山崎投手が投球いたしましたので、反則投球としてボールといたします」と説明。1ボールから試合が再開された。
◆野球規則6・02…投手の反則行為 a(5)投手が反則投球をした場合。【原注】クイックピッチは反則投球である。打者が打席内でまだ十分な構えをしていないときに投球された場合には、審判員は、その投球をクイックピッチと判定する。塁に走者がいればボークとなり、いなければボールである。クイックピッチは危険なので許してはならない。