巨人 門脇が復調2安打など5得点で勝利 「7番目の先発」赤星が5回1失点で猛アピール

 「オープン戦、日本ハム1-5巨人」(17日、エスコンフィールド)

 巨人が日本ハムに勝利し、開幕前の長期遠征を終えた。先発した赤星が5回6安打1失点と好投。初回、トリプルプレーにも助けられながら、最速152キロの直球を軸に要所を締めた。打っては門脇が22打席ぶり安打など、2安打で復調気配を見せた。

 初回、先発の赤星が五十幡に左翼線二塁打を浴びた。さらに松本剛にはフルカウントから四球を選ばれ一、二塁。打席に郡司を迎えた。追い込んでからの3球目、直球を打ち返した打球が三塁ベース付近に飛んだ。

 この打球を捕球したドラフト4位・泉口(NTT西日本)がベースを踏んだまま、二塁に送球。併殺に入った二塁・吉川が一塁に転送し、5→4→3のトリプルプレーを完成させた。珍しいプレーに阿部監督も思わず笑みを浮かべ、手をたたいて喜んだ。赤星も「野手の方に助けられて、なんとか投げられました。うれしかったです」と感謝した。

 既に開幕ローテは固まっている。候補だった赤星について阿部監督は、「7人目の先発」としてロングリリーフ待機させる方針。ただ、前日16日の同戦に先発したグリフィンが2回5失点と不調で、次回登板次第ではローテの再編を明言した。そんな中、赤星がしっかりと結果を残した。

 一方、打線は門脇が2安打。初回、右前打を放ってチャンスメークした。3月8日のオリックス戦(京セラドーム)で初回、二塁内野安打を放って以来22打席ぶりの安打。二回には2死満塁からバーヘイゲンの直球を狙い、左前に2点タイムリーを放った。この回一挙4点を奪うと、七回には2死二塁から丸が中前適時打。効果的に得点を奪った。

 巨人は台湾の親善試合から大阪、鹿児島、福岡、北海道と続いた長期遠征が終了。19日からは本拠地・東京ドームで残り5試合、開幕に向けたオープン戦を戦う。

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