“江川2世”作新学院・小川哲は本番モード 練習試合は「センバツ2回戦のつもりでやっていました」
「練習試合、智弁学園7-5作新学院」(16日、智弁学園グラウンド)
センバツ(18日開幕・甲子園)に出場する作新学院が16日、智弁学園と同校グラウンドで開幕前最後の練習試合を行い、プロ注目の小川哲平投手(3年)が5回58球で4安打2失点(自責1)と上々の投球を見せた。
「この前の甲子園練習が1回戦で、きょうが2回戦のつもりでやっていました」と本番モードで臨んだ。「去年の秋は三振があまり取れてなかった」と課題を挙げていた中、三回1死から四回先頭にかけて3者連続の空振り三振を奪うなど、計5三振。「全国レベルの相手に、自分がやりたいリズムとテンポで投げられた」と収穫を得た。
一方、五回には先頭に死球を与えたところから失点。「防げた点数だった」と大会5日目の第1試合・神村学園戦までの修正を誓った。「1球1球集中して、意味のある練習にしたい」。“江川2世”とも称される好投手が、万全の準備をして挑む。