オリックス・宮城 対パ楽天戦を避け、13日教育リーグ登板 開幕投手に向け22日阪神戦で最終調整
開幕投手最有力のオリックス・宮城大弥投手(22)が13日の教育リーグ・広島戦(杉本商事)に登板する。これまで侍ジャパンの強化試合も含め、実戦は計5回を無失点。3回以上の登板はないが、平井投手コーチも「侍ジャパンでもしっかり投げてくれていたので、そこは心配していないです」と不安視していない。
同日に1軍では楽天とのオープン戦(草薙)が組まれているが、あえてパ・リーグとの対戦は避ける形だ。29日・ソフトバンクとの開幕戦(京セラ)へ向け、1週間前の22日・阪神戦(京セラ)でマウンドに上がり、最終調整に向かいそうだ。
山下も侍ジャパン強化試合を含め、計4回を無失点。宮城同様、3回以上は投げていないが、平井投手コーチは「(宮城、山下は)長いイニングはこれからですよね」と言及。順調に段階を踏んでいけば、開幕ローテの中心投手として回る。
宮城にとっては、5年目で初の大役となりそうだ。左腕自身も「短い回を投げていく中では、順調に来ている。あとは細かな微調整が必要」と着実に状態を上げている。開幕へ向け、抜かりない調整を進めていく。