「オープン戦、日本ハム３－３ＤｅＮＡ」（２４日、タピックスタジアム名護）

　日本ハムは今年のオープン戦初戦はドロー。試合後、新庄監督は「（キャンプが）きょうと明日で終わる。マイナストークはなしで」と切り出し、選手をべた褒めした。

　まず話題に挙げたのが、新外国人のスティーブンソン。１番・左翼で先発出場し、先制二塁打を放つなど２安打。ヘッドスライディングも披露し、ハッスルプレーでチームを盛り上げた。

　新庄監督は「スティーブンいいね。面白い。しっかり狙い球絞って。打ってほしいところ打ってくれて」と絶賛。２番・松本剛も２安打と１、２番が機能し、「松本君、首位打者とったときの形でしたね。ちょい詰まりながらセンター前。一番いい打球。ランナーもかえりやすい」とうなずいた。一方で、新１、２番の形には「まだまだ。いろんなことを試しながら」と先を見据えた。

　新戦力の先発・山崎は２回無失点に抑え、「完璧すぎて。ランナーいるところ見たかった。『次ランナー出して？』って言ったんですよ。テンポもいいしね。最後のクイック。あれなんですよ、みんなにしてもらえたらねえ」と、頼もしそうだった。