ヤクルト 高津監督のゲキに投手陣奮起!?前日18安打10失点→1安打完封勝ち「ここで何か言ったら」指揮官は納得顔

 先発し、力投する石川(撮影・田中太一)
 2回、野口の打球を捕る青木(撮影・田中太一)
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 「オープン戦、ヤクルト1-0阪神」(24日、ANA BALL PARK浦添)

 ヤクルトが昨季王者の阪神を相手に1安打完封勝利。23日のDeNA戦で18安打10失点を喫した投手陣が奮起した形だ。

 高津監督が「練習不足」「結果0、内容0」と厳しく指摘していた投手陣が見事な変わり身を見せた。先発のベテラン・石川が2回無安打無失点で立ち上がると、2番手・木沢もノーヒットピッチングで2回を無失点に抑えた。

 六回に宮川が熊谷に安打を許したものの、後続を落ち着いて打ち取り無失点。終盤3イニングも阪神打線に付け入る隙を与えなかった。スミ1での完封勝利に、高津監督も納得の表情を浮かべていた。

 「ゼロで抑えたのでここで何か言ったら投手陣に文句言われそうですけど」と語った指揮官。「石川はよかったですね。ボールが高めに浮かないですし」と絶賛し、初回の青木のファインプレーには「楽しく元気にプレーしている姿はかっこいい。よく頑張っていると思います」と笑みを浮かべた。

 新戦力の西川についても「出塁というのは大きい。彼はプレッシャーをかけられる選手だと思っているので」と期待を寄せていた。

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