巨人・菅野「体も心も、すごく充実している」 OP戦初登板で1回0封 菊池、田中らを完全に封じる 最速149キロ
「オープン戦、広島-巨人」(24日、コザしんきんスタジアム)
巨人の菅野智之投手が今年初めてオープン戦に先発。1イニングを投げ無安打無失点に抑えた。
初回、先頭の菊池をフォークで遊ゴロに抑えると、続く田中はカーブで中飛に斬った。堂林には厳しく内を突いて死球を与えたが、最後はシャイナーに力勝負。146キロで捕邪飛に抑えた。
最速149キロ。カーブ、スライダー、フォークと緩急を使った投球に「前回(シート打撃で)悪かったところは修正して投げられました。試合独特の雰囲気だったりとか、マウンドに上がるといよいよ始まるなあっていう感じがする。いい意味でスイッチが入ったと思います」と頷いた。
昨季4勝に終わった右腕は、キャンプ初日から「僕はアピールしないといけない立場。しっかりとやってきたんだぞというのを、(監督に)見てもらえたら」と気を引き締める。
登板前には「僕は変わることに対して抵抗はない」と、これまで長年のルーティンだった遠投をやめ、ブルペンの球数も減らしてマウンドに上がった。常に変化を求め、進化を目指す右腕。「体も心も、すごく充実してます。また次の実戦も楽しみに今日、投げ終えられた」と収穫を口にした。