佐々木麟太郎「理想は2、3年後のドラフトで指名」MLB、NPBを両にらみ 最難関大は「最終的には卒業したい」

 校舎の前で笑顔を見せる花巻東・佐々木麟太郎(撮影・吉澤敬太)
 笑顔で質問に答える花巻東・佐々木麟太郎(撮影・吉澤敬太)
 大勢の報道陣に囲まれる花巻東・佐々木麟太郎(撮影・吉澤敬太)
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 歴代最多とされる高校通算140本塁打を放ち、米スタンフォード大学に入学する岩手・花巻東高の佐々木麟太郎内野手(3年)が20日、同校で取材に応じ、将来の進路について言及した。

 「まだまだ未熟ではあるんですけど、2年後以降にMLB、またはNPBのドラフトで指名をいただけるチャンスがあるので。今の粗削りな部分をレベルアップして、理想は2、3年後のドラフトで指名を受けられたらうれしい」とメジャーリーグだけではなく、日本球界を視野に入れていることを明かした。

 大リーグのドラフト会議は、4年生大学では3年生を修了、または2年以上の在学で21歳以上の選手が対象。26年4月に21歳となる佐々木は、2年後にドラフト対象選手となる。また、日本のプロ野球球団がアメリカの大学生を獲得するにはドラフト指名が必要だが、学年制限はない。最初に米国の大学進学を提案したのは父である花巻東の佐々木洋監督だといい、同監督は「MLBに行くためだけにアメリカの大学を選択したわけじゃなくて、勉強もしたい、NPBの可能性が2年生でも3年生でもあるっていうというところで選択した」と将来の選択肢を広げる意味での選択だと強調した。

 仮に2年後にMLB、NPBへ進んだ場合でも、オフ期間に単位をとることも可能で、現役引退後に卒業することも可能となる。佐々木は「もし、どちらかのドラフトにかかってプレーするとなっても、野球人生が終わった後でも必ず卒業までできると話をいただいていたので、とにかく最終的には卒業したい」と決意した。

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