巨人新外国人・オドーア 将もビックリのヘアスタイル「ロナウドみたい」

 阿部監督が「ロナウドみたいだな」と表現したオドーアのヘアスタイル(撮影・佐藤厚)
 阿部監督が「ロナウドみたいだな」と表現したオドーアのヘアスタイル(撮影・佐藤厚)
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 「巨人春季キャンプ」(16日、沖縄)

 巨人の新外国人選手、ルーグネッド・オドーア外野手(30)=前パドレス=が、2次キャンプ地の沖縄・セルラースタジアムで入団会見を開いた。トレードマークでもあったヒゲをそり落とすだけでなく、後頭部の毛だけを残す奇抜なヘアスタイルで来日。阿部監督は「ロナウドみたい」と、かつてのブラジルのエースストライカーの名前を出して歓迎。MLB通算178本塁打の助っ人は早速、打撃練習で鋭い打球を連発した。

 「巨人軍は紳士たれ」-のチーム方針に従いつつ、帽子の中には一握り“個性”も忍ばせて来日した。MLB通算178本塁打の大砲、オドーアが遅ればせながら来日。「パパだと分かるように、6歳の娘に手伝ってもらったね。怖がられたよ」と、モジャモジャに伸ばしたヒゲをそり落とした。

 会見でもチームへの献身性を強調したが、メジャー時代は「狂犬」の異名を持つファイター。帽子を取って短く刈った頭を下げると、後頭部の毛だけを残した奇抜なヘアスタイルだ。「伸ばした時期もあったけど、気分転換に短くしてみたよ」とニヤリする助っ人。イメチェンを強調したが、驚いたのは阿部監督だ。

 「なんかロナウドみたいな頭して。余分なところまで剃ってきたなと思って見ていました」

 例えたのはサッカー元ブラジル代表のエースストライカー。02年の日韓W杯で前頭部だけ残した「大五郎カット」で話題を呼んだ。髪の毛を残した部分こそ違うが、名刺代わりのインパクトは十分。指揮官も「ファイターだと思うのでね。いい影響を与えてくれたら」と波及効果を期待する。

 パドレス時代の同僚、ダルビッシュから日本野球を知り、NPB挑戦を希望した助っ人。ジャパニーズ・ドリームをつかむ思いは、いきなりの行動に表れた。前日に自主トレ先のダラスから、約13時間のフライトで東京を経由。さらに空路で4時間、沖縄に入った。直前にはビザを取得するため、ヒューストンへ車で往復9時間の運転。26時間を超える長旅だった。

 それでも疲れを一切感じさせず、室内でティー打撃に、フリー打撃と計99スイング。軽めのスイングながら、鋭い打球にメジャーでの実績、経験を感じさせた。今後は2月下旬のオープン戦で実戦デビューする予定。愛称「ルーギー」の助っ人が6番・右翼にハマれば、他球団にとって恐怖の重量打線が完成しそうだ。

 ◆ルーグネッド・オドーア(Rougned Odor)1994年2月3日生まれ、30歳。ベネズエラ出身。右投げ左打ち。外野手。11年にレンジャーズと契約。14年にメジャーデビュー。ヤンキース、オリオールズを経て昨年はパドレスでプレー。メジャー通算1154試合で打率・230、178本塁打、568打点。17年WBCベネズエラ代表。

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