オリックス・山下舜平大 いきなり155キロ 直球全て150キロ台 初選出の侍「全力で戦いたい」

 「オリックス春季キャンプ」(14日、宮崎)

 オリックス・山下舜平大投手(21)が今年初めてライブBPに登板。昨年8月26日・ロッテ戦後に腰椎分離症で離脱して以来、172日ぶりに対打者に投げ、155キロをマークした。それでも「最低ラインの球速はクリアしていましたけど、157は欲しかった」と満足することはなかった。

 最初に相対した頓宮への2球目、高めのボール球が155キロ。力強い球が森のミットに突き刺さった。頓宮、トーマス、ゴンザレス、若月、太田と“対戦”し、カーブを交えて計25球。安打性は3本で、直球は全て150キロ台を計測していた。

 自己最速は160キロ。今年は161キロ以上の最速更新を狙っている。「しっかりバランスよくいい出力で投げられれば、最速は出ると思うので。今日は全体的にバランスはダメだったので」。18日の紅白戦登板では、納得の行く形に近づける。

 侍ジャパンへの初参戦も決まった。宮城、紅林とともに選ばれ「もちろん選ばれているので、全力で戦いたいと思います」と意気込みを語ったが、気負った様子は一切ない。あくまでも見据えているのはパ・リーグ開幕だ。「(侍ジャパンの試合は)オープン戦の期間ですし、シーズンで投げるというのが自分の一番の役割だと思う。あまりそこに集中しすぎず、準備の段階として良いパフォーマンスができたら」。侍ジャパンでの貴重な経験を経て、また一回り大きくなる。

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