ヤクルト・村上 途中で練習回避 高津監督「ケツが痛いらしくて」 軽傷のうちに“応急処置”

 「ヤクルト春季キャンプ」(7日、浦添)

 ヤクルトの村上宗隆内野手(24)が左臀部(でんぶ)の張りで練習を回避した。シートノック後に全体練習を外れると、その後のメニューに入っていた特打などを回避。練習を切り上げ、沖縄県内の病院を受診した。

 高津監督が「ケツが痛いらしくて」と状況を説明し、今後に関しては「また明日どうなっているか分からない」と様子を見て練習内容などを決めていく方針を示した。それでも「歩くのは普通だったので、そんなに心配はしていない」とうなずき、軽傷であることを明かした。

 今キャンプの村上は「守備向上」をテーマのひとつに掲げ、志願して連日の特守に参加していた。指揮官が「健康」を願ってスタートしたキャンプだけに早急な“応急処置”と同時に注意喚起した。

 「軽傷で終わらせて次に進めるようにしていかないといけない。プラス、ムネ(村上)の次にまた誰か出ましたとならないように。しっかり話し合い、対策しながらという風に考えています」

 チームとしての昨季の反省がある。村上の軽傷を願い、誰も欠けることなく覇権奪還を目指していく。

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