日本ハム・万波 鼻うがいにハマる アレルギー発覚、300袋大人買い全て持参
「日本ハム春季キャンプ」(1日、名護)
鼻が抜ければ、打球も抜ける。鼻が詰まらなければ、打球も詰まらない-。日本ハム・万波中正外野手(23)が新たな武器を入手して、レベルアップを狙う。キャンプに持参した私物は「鼻うがい」。「朝イチ1回、コンディション、いいっすよ」と笑顔で話した。
もともと鼻が詰まる体質だった。オフに検査したところ「結構、アレルギーが発覚して」。ジムのトレーナーに鼻うがいを勧められて実行。「マジで気持ちいいっすね。ハマりました」とすぐさま300袋の大人買いし、全て持参した。
前夜は新庄監督から「(野手の)レギュラーは1人だけ。万波君」と名指しされた。今季の目標は「40発」と鼻息も荒い。そして「全試合フル出場というところが最低ライン。一番大きな目標で、それがレギュラーかなと僕は思う」と誓う。
腹圧ベルトを着用して打撃練習し、これも「いろんな局面で体幹の力が抜けちゃうと、上と下がつながらなくなる。そこをより意識する道具」と言う。昨季25本塁打におごらず、打撃向上へあらゆる手段を模索。鼻の通りを良くして、鼻高々な成績につなげていく。