ロッテ・佐々木朗 契約合意 唯一の未更改「自費キャンプ」回避 近日中に会見
ロッテは26日、12球団で唯一未更改となっていた佐々木朗希投手(22)と今季の契約で合意に達したと発表した。契約更改の会見は近日中に行われる予定となっている。プロ5年目を迎える右腕は例年12月下旬までに契約を更改してきたが、今オフはプロ入り後初の越年。「自費キャンプ」の可能性もささやかれたが、キャンプインの6日前に回避した格好だ。
昨年12月には今オフのメジャー挑戦を要望していると一部で報じられ、吉井監督は「(現時点で)ポスティングを要求するのが自分だったら、『球団に対してもうちょっと恩返ししてからじゃないとだめかな』と思ったりもする」と持論を展開。今月22日に取材に応じた高坂俊介球団社長は「個々の選手の契約についてはコメントを差し控えたい」と言及は避けたが、年始には「活躍した選手がメジャーに挑戦していくことについては球団として後押ししていきたい」と話しており、今後も去就に大きな関心が集まりそうだ。
佐々木朗は昨年3月にWBCに出場。開幕から3連勝するも、7月下旬から右手中指のマメや左脇腹の肉離れ、発熱で3度離脱した。15試合に先発し7勝4敗、防御率1・78の成績を残すも、初の規定投球回達成はできなかった。




