中日・大野雄大 立浪批判に怒っていた「ふざけんなと」「自分たちのボスがあることないこと書かれて」契約更改での発言も補足

 中日・大野雄大投手が14日、CBCラジオ「ドラ魂キング」に出演。インタビューに応じ、今季続いた立浪監督への報道に怒りをにじませた。

 主戦投手として活躍が期待された今季は4月に左肘を手術し、登板はわずか1試合のみ。低迷するチームをファームから見つめる形となり、「かみ合っていない。何とかうまいこといってほしいと思っていた」と心境を明かした。

 さらに、低迷が続くことで立浪監督へのバッシングや批判記事が多く散見されたことにも言及。「ファンの皆様が応援する球団が勝ってなんぼと思うのは当たり前。弱かったりミスが出たりしたら文句を言うのは普通」としながらも、「ただ、監督もすごく辛かった2年目だったと思う。あることないこと書かれて、それは僕らができなくてチームが弱いからだと思う。監督にはすごく申し訳ない」と謝罪した。

 オフの契約更改では「一番やらないといけないのは選手だが、球団や監督、コーチ陣を含めたみんながガラッと変わらないと強くならないと思う」と発言した。この言葉について、「あの時は言葉足らずだったが、第一に悔しかった。自分たちのボスが書かれたりして夏以降、毎日毎日、嫌な記事が出ていたので申し訳ない。ふざけんなと思ってました」と打ち明けた。

 シーズン中に話題となった“令和の米騒動”も、オフに入り大西コーチが真相を説明するなど、ネットでの噂は事実でないことも明らかになっている。

 大野は「監督はチームを強くしたいと思っている」とし、自身も来季の巻き返しへ決意。「まずは背中で見せていく。付いて来てもらえるようやっていきたい」と語っていた。

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