現役ドラフト発表 ドラ1は3人、12人中9人が投手 2巡目指名はなし

 日本プロ野球機構(NPB)は8日、第2回の現役ドラフトを行い、移籍が決まった選手を発表した。かつてのドラフト1位が3人含まれており、12人中9人が投手。2年連続で2巡目指名はなかった。

 阪神からは馬場皐輔投手が、巨人に移籍することが決まった。2017年度のドラフト1位で、仙台大から阪神に入団。2021年にはリリーフで44試合に登板するなど、勝ちパターンの一角を担った。今季は19試合に登板。リリーフの選手層も厚く、なかなか登板機会に恵まれなかった。

 また、中日からは、鈴木博志投手がオリックスへ。磐田東高からヤマハをへて17年度ドラフト1位で中日入り。1年目は53試合に登板し、4勝6敗12ホールド、防御率4・41。2年目は守護神として14セーブを挙げたが、不振に陥り、20年以降は復調には至っていない。

 ロッテの佐々木千隼投手は、DeNAが獲得した。桜美林大から16年度ドラフトの外れ1位で5球団競合の末にロッテ入団。1年目は15試合に登板し、4勝7敗、防御率4・22を記録。その後は故障に苦しみ、21年は抑えに転向して、8勝1敗26ホールド、防御率1・26と躍進した。しかし、昨季から不振に苦しみ、今季は1軍で2試合の登板に終わっている。

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