ソフトバンクは４日、福岡市内で育成を含む１５名の新入団選手発表を行った。

　ドラフト１位左腕の前田悠伍（１８＝大阪桐蔭）は２年前までチームのエースだった千賀滉大投手（現メッツ）が背負った背番号４１のユニフォームに袖を通して壇上へ。「千賀さんのような投手になりたい。チームから信頼されてマウンドに上がる投手になりたい」と目標を口にした。

　色紙には「２００勝」と目標を記した。「長く活躍しないと達成できない。ホークスには和田さんという素晴らしいお手本がいる。たくさん話を聞いて吸収したい」と意気込んだ。

　また、支配下指名７名のうち大学生投手４名、社会人投手１名と即戦力として期待される投手が多く入団した。

　社会人右腕の澤柳亮太郎投手（２３＝ロキテクノ富山）は、かつてセーブ王に輝き今季まで在籍した森唯斗投手（ＤｅＮＡに移籍）の背番号３８を継承した。「勝ちパターンに入れる投手が目標。３８番を早く自分の番号として覚えてもらえるように頑張りたい」と、マイクを握り堂々と宣言した。