慶応大 慶応高と兄弟全国制覇 2年生エース外丸が完封締め リーグ戦から負けなし

 優勝を決めナインらに胴上げされる慶大・堀井監督
 青学大戦に完封勝利した慶大・外丸(撮影・西岡正)
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 「明治神宮大会・大学の部・決勝、慶大2-0青学大」(20日、神宮球場)

 大学の部は慶大が2019年以来4年ぶり5度目の頂点に立ち、今夏の甲子園で優勝した慶応高と兄弟Vとなった。              

 神宮球場の真ん中で、両腕を広げて喜んだ。慶大の2年生エース・外丸東真投手(前橋育英)が9回5安打完封。「僕のピッチングというより、チームが勝ったことがとにかくうれしい」。試合後はスタンドの仲間と一緒に「若き血」を熱唱した。

 「一発がある怖いバッターがそろっていたので、低めに丁寧に投げた」と終盤まで両チーム無得点の緊迫した投手戦。八回に敵失も絡んで味方が2点を先制すると、ギアを上げた。九回は代打が3人並んだが3者連続三振。主将の広瀬も「さすがだな」と脱帽する最高の投球を見せた。

 今季はリーグ戦から負けなし。最後は完封で締め、「先発している以上は勝ちにこだわるというのを1年間やってきた」と、納得のシーズンとなった。

 ただまだ2年生と、来季以降もエースとして期待がかかる。「次も春リーグ優勝、そして日本一を目指してやっていきたい」。喜びをかみしめたあとに、また次の目標へ歩き出す。

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