「カーネクスト　アジアプロ野球チャンピオンシップ・３位決定戦、台湾代表４－３オーストラリア代表」（１９日、東京ドーム）

　オーストラリア代表の公式Ｘ（旧ツイッター）が試合後に更新され、日本のファンに対する感謝の言葉を掲載した。

　「東京ドームで『カンガルークラブ』を結成し、チャント、手拍子、歌、飛び跳ねて応援してくれた何千人もの日本のファンに、改めて感謝します」とつづられた。

　かつて中日に在籍経験のあるデービッド・ニルソン監督は「本当に素晴らしかった。応援してくれたことで力になった」とサヨナラ負けを喫したものの、２点差を追いつく原動力になったと感謝した。

　発端は１８日夜にオーストラリア代表の公式Ｘが「Ｏｉ！私たちは東京ドームでの日本の応援歌とファイトソングが大好きです！オーストラリアのために良いファイトソングを作るにはどうすればいいでしょうか？日本人は私たちのために歌ってくれますか？」と、呼びかけられたことが始まりだった。

　この願いに日本の野球ファンが対応。ピンチになれば拍手で声援を送り、好機には中日の昔のチャンステーマ「狙い撃ち」や、元阪神のブラゼルの応援歌が流れ、選手の名前を入れながら歌い続ける光景が繰り広げられた。