広陵決勝進出!3年連続センバツに大前進 エース高尾170球で4失点完投「とにかく抑えようと」

 「秋季高校野球中国大会・準決勝、広陵8-4宇部鴻城」(4日、倉敷マスカットスタジアム)

 準決勝2試合があり、広陵(広島1位)が宇部鴻城(山口2位)を8-4で下した。エースの高尾響投手(2年)は9回7安打4失点。中盤に1点差まで詰め寄られたが、粘り強く投げ切った。第1試合は創志学園(岡山1位)が高川学園(山口1位)に勝利した。勝った2校は来春のセンバツ出場に大きく前進した。5日に決勝戦に臨む。

 冷静だった。4点を奪われ1点差となった六回2死二、三塁。高尾は松成を外角高めの直球で空振り三振に斬った。「とにかく抑えようと思った」。一打逆転の大ピンチ。数々の修羅場をくぐり抜けることで養ってきた強心臓が生きた。

 立ち上がりから飛ばした。力強い直球とスプリットを武器に宇部鴻城打線を寄せ付けない。五回まで毎回の9奪三振だ。一時は1点差に迫られたが、エースとしての意地を示し逆転は許さなかった。

 7安打4失点での完投。球数は自己最多の170球を数えた。終盤でも衰えない球威は夏場から広背筋を鍛え続ける成果だった。

 来春のセンバツに大きく前進する1勝。出場となればセンバツは3年連続となり、甲子園は3季連続となる。

 甲子園は悔しさが残る場所。再び聖地のマウンドに立つことを確実にするためには、5日の決勝戦に勝利しなければならない。「あしたも投げます」。力強く言い切り、高尾は汗をぬぐった。

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