「日本ハム秋季キャンプ」（４日、エスコンフィールド）

　日本ハムの吉田輝星投手（２２）が藤川球児氏直伝の“炎のストレート”を取り戻して復活を期す。４日、今キャンプ初めてブルペン入り。新庄監督が見守る中、投げ込んだ。

　投球前に、新庄監督からアドバイスを受けた「腕が横振りになっているように見えるよ」。「去年のフォームに戻した方がいいんじゃない？」。吉田も「横降りになると、ホップ成分とかも消えてくる」と自己分析した。

　昨春のキャンプでは藤川球児氏（元阪神など）の指導を受け、直球を武器に５１試合登板につなげた。だが、フォーム改造した今季の登板は３試合に終わった。復活へ、すでに肉体改造にも着手。来季は“球児流”の直球で、１軍でのポジションを「つかみ取れるように頑張りたい」と誓った。