悪夢のオリックス“二枚看板” 宇田川は涙目「申し訳ない」山崎颯は「飲まれた訳ではなく、ただ打たれた」
「SMBC日本シリーズ2023、阪神タイガース6-2オリックス・バファローズ」(2日、甲子園球場)
オリックスは痛恨の逆転負け。2勝3敗となり、崖っぷちに立たされた。
2点リードの八回は山崎颯、宇田川の“強力2枚看板”が崩れて逆転を許した。阿部も含めて計6失点。自慢のリリーフ陣が阪神打線の勢いに飲み込まれた。
森下に決勝の2点三塁打を浴びた宇田川はチーム初の3連投。森下、大山に痛打を許すと、がっくりと膝に手を当ててうなだれた。さらに、ベンチへ戻ると目に涙を浮かべた。
右腕は森下に低め直球を打たれた場面を振り返り、「あそこは三振を求められている場面だったので。本当は三振、ランナーを返さないっていう気持ちで投げたんですけど、打たれてしまったので、力負けっていうか」と悔しさを隠せず。「1球の大切さっていうか、そこを本当に思いましたね。監督の期待に応えられなかったし、八回の逆転だったので申し訳ないなっていう気持ちもあります」と落胆した。
山崎颯は第3、第4戦でベンチ外となっていた影響を否定。「打たれて抑えられなかったのは悔しいですし、自分のせいで負けてしまったのでとても悔しいです」と振り返った。完全アウェーの雰囲気についても言及し、「応援ですか?嫌でも聞こえてきますよね、応援。別に自分の中で飲まれた訳ではなく、ただ、本当に打たれたっていう感じやったんで、次もやり返す気持ちはすごいあります」と、リベンジを誓った。





