日本ハム・孫易磊が入団会見「イーレイと呼んで」新庄監督期待「オールスター明けでソフトバンクに勝つ夢を見た」
日本ハムは30日、北海道北広島市のエスコンフィールドでU18台湾代表のエース孫易磊(スン・イーレイ)投手(18)=中国文化大=の入団会見を行った。「はじめまして、わたしはスンイーレイです。よろしくおねがいします」と日本語であいさつした。日本のファンには「イーレイと呼んでほしい」と訴えた。
孫易磊は最速156キロ右腕で、野手から投手に転向して約2年で9月のU18W杯では台湾のエースに成長した“台湾の至宝”。「球速とキレがいいのでもうちょっと成長していきたい」と誓った。
同席した新庄剛志監督(51)は「来年のオールスター明けで(背番号が)2ケタになってソフトバンク戦に3-1勝つ夢を見ました。それが実現してくれれば」と早期の1軍での登板を期待。「野手としてもドラフトにかかる選手。バッティングも見てみたい」と投打両面での評価を口にした。
さらに、「まずは日本語を早く覚えてファイターズの選手とコミュニケーションをとってほしい。練習を終えて家に帰ったらボリュームを最大限に挙げて耳に入れてほしい」と自身もメジャーに挑戦した際の外国語上達法を勧めた。
孫は育成で4年契約、契約金7500万円、年俸600万円(金額は推定)。背番号は196に決まっている。