オリックスまさか 痛恨の逆転負けで2勝1敗 守護神平野佳不在、九回に登板の山岡が誤算 中嶋監督「俺のミス」

 9回、山口に勝ち越しとなる犠飛を浴びた山岡(撮影・北村雅宏)
 9回、山口に勝ち越しの犠飛を打たれて肩を落とす山岡(撮影・堀内翔)
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 「CSパ・ファイナルS・第2戦、オリックス・バファローズ5-6千葉ロッテマリーンズ」(19日、京セラドーム大阪)

 オリックスは痛恨の逆転負け。アドバンテージ1勝を含めて、2勝1敗となった。

 1点リードの九回、マウンドには山岡が上がった。シーズンで29セーブを挙げ、前日も登板した抑えの平野佳はベンチ外。今季3セーブの山岡は先頭角中を四球で歩かせると、代走・和田の二盗で無死二塁。ここで安田に同点適時打を許した。さらに1死三塁から、代打・山口の犠飛で決勝点を奪われた。

 結果的には先発・田嶋の六回、山岡の九回ともに不用意な四球から逆転を許した。指揮官は継投のタイミングに自ら触れ、「引っ張りすぎましたね。あそこでスパッといっていれば展開もまた違っていたと思いますし、こっちのというか俺のミスですね」と、反省した。

 試合は一進一退の攻防。1点を追う七回にはセデーニョが逆転2ランを放ち、リードを奪った。だが、九回に悪夢。ロッテの執念に屈し、痛い1敗となった。

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