DeNA 敵地に温かい「藤田コール」ベテラン藤田の現役最終打席は代打で右飛 昨年のCSは痛恨のホームゲッツー
「JERA CSセ・ファーストS・第2戦、広島東洋カープ4-2横浜DeNAベイスターズ」(15日、マツダスタジアム)
今季限りで現役を引退する藤田一也内野手は「クライマックスシリーズまで戦えて幸せでした」と語った。
九回先頭の場面で代打・藤田がコールされると敵地が沸いた。低めのボールを打って右飛に倒れ「結果を出せず悔しかった」と現役生活最後の打席を悔やんだ。
昨年のCSファーストS第3戦でも代打で登場し、まさかのホームゲッツーで終戦。一塁ベースに頭から飛び込み、そのまま突っ伏した。今年こそファーストS突破を目指したが「本当にチームのために結果を残したいなと思っていた。とにかく塁に出たかった」と貢献できなかった。
楽天への移籍はあったが、入団したチームで現役生活を終える藤田。「本当にファンの方に支えていただいて、幸せでした」と感謝の思いを口にした。