「ＪＥＲＡ　ＣＳセ・ファーストＳ・第２戦、広島東洋カープ４－２横浜ＤｅＮＡベイスターズ」（１５日、マツダスタジアム）

　ＤｅＮＡが広島相手に接戦を落とし、２連敗で敗退が決まった。七回に２点を追いついたが、八回に２点を失って勝負が決まった。

　敗退が決まった三浦監督は「うーん、悔しさももちろんありますし、選手は一年間最後まで頑張ってくれたと思います。何とか食らいついていったが、相手のほうが、向こうが上でした」と、広島をたたえた。

　先発の今永は５回２失点。指揮官は「ソロ２本だけですけど、本当に気持ち込めて一球一球投げてくれました」と振り返り、広島との差については「いろいろありますが、自分の責任と思います。もう少し、というところで攻撃も守りも、というところだと思います」とうなずいた。

　勝てば第３戦の先発はバウアーが予告されていた。けがの治療を経て大一番に間に合わせた助っ人には直接声をかけたことを明かし、「明日、登板機会を作れなくて、申し訳なかったという話はしました」と落胆の色をにじませた。