“大混パ”ソフトバンクが敗れ、ロッテ「1毛差」2位に望み、10日の楽天-ロッテ戦で決着
「オリックス・バファローズ4-1福岡ソフトバンクホークス」(9日、京セラドーム大阪)
パ・リーグの熾烈(しれつ)な2、3位争いは、2023年公式戦最終日の10日へ持ち越しとなった。
まさに“大混パ”の状況だ。9日に予定されていた楽天-ロッテが雨天中止となり10日に順延。そしてソフトバンクは今季最終戦だった9日・オリックス戦に敗れて今季71勝69敗3分け、勝率・5071で終了。この結果を受けロッテは10日に勝利すると70勝68敗5分けで勝率・5072となり、わずか「1毛差」でソフトバンクを上回れることになる。
なお、10日の楽天-ロッテ戦の勝敗に応じた順位は以下の通り。
ロッテが勝利=2位ロッテ 3位ソフトバンク
楽天が勝利=2位ソフトバンク 3位楽天
引き分け=2位ソフトバンク 3位ロッテ
ロッテは引き分け以上でCS進出確定。勝てば2位で本拠地開催。引き分けなら3位となる。
一方、楽天も勝利すれば3位でCS進出。同時にロッテはCS進出を逃すことになる。
試合の勝敗結果それぞれで順位が異なる楽天とロッテによる今季レギュラーシーズン最終戦。「10・10」の最終決戦から目が離せそうにない。
10日の楽天先発は則本、ロッテ先発は10勝目を懸けて小島が予定されている。
(デイリースポーツ・記録係)