巨人・阿部新監督「来年度は『アレ』ではなく『アベ』で」 自ら希望で原前監督の「83」継承

 巨人の阿部慎之助新監督(44)と原辰徳前監督(65)が6日、読売新聞東京本社内で監督交代会見に臨んだ。阿部新監督は3年契約。背番号は自ら希望し、原前監督がつけていた「83」を継承した。重責をかみしめるように言葉を紡いだ一方で、“阿部節”もさく裂させて来季のV奪回を誓った。

 腹は決まった。巨人軍の第20代監督という大きな重圧を感じながらも、阿部新監督は壇上で笑った。「本年度、『アレ』で盛り上がっています。来年度は『アレ』ではなく、『アベ』でいきたいと思います!」。山口オーナー、原前監督が両隣で見守る中、阪神・岡田監督が口にしてきた言葉を引き合いに出し、ユーモアたっぷりに決意表明した。

 キーワードは「継承」だ。2019年の現役引退後、原政権に即入閣し、今季はヘッドコーチとして名将から薫陶を受けた。原前監督は常に前向きな言動でチームを指揮。間近で見てきた新指揮官は「陽と陰。とにかく陽であれと(教わった)。来年以降も継承したい」と力を込めた。

 一方で厳しさを教わったことも。自身が2軍監督時代には、椅子に背を持たれて試合を見ていたところを「俺は一度も背中をつけて試合を見たことがないよ」と、とがめられた。采配のみならず、立ち居振る舞いもたたき込まれ、「指導者は永遠に修行だと。行だと胸に刻みやってきた」とこれまでを回想した。

 チームは3年連続V逸中。球界の盟主・巨人にあって、時間的な猶予はない。即結果が求められる中、「やはりジャイアンツは優勝、来年度は優勝という言葉を意識して口に出していこうと思う」と危機感を募らせた。

 幸いなことに秋広、門脇、戸郷、山崎伊など、若手の台頭が著しい。原前監督がまいた種を阿部新監督がいかに芽吹かせることができるか-。球団の過渡期であることを自認しながら、阿部巨人は船出する。

 ◆阿部 慎之助(あべ・しんのすけ)1979年3月20日生まれ、44歳。千葉県出身。現役時代は右投げ左打ちの捕手。安田学園から中大を経て、2000年度ドラフト1位で巨人入団。17年8月13日・広島戦で史上49人目の通算2000安打。首位打者、打点王、最高出塁率、最優秀選手、正力賞各1回(いずれも12年)、ベストナイン9回(02・07~14年)、ゴールデン・グラブ賞4回(02・08・13~14年)。00年シドニー・08年北京五輪、09・13年WBC日本代表。

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