ロッテ 執念の逆転勝ちでソフトバンクに0・5差肉薄 代打・岡がV打 守護神不在の九回は澤田がプロ初セーブ

7回に逆転打を放ち笑顔でベンチに戻る岡(撮影・棚橋慶太)
3回、先制ソロを放つロッテ・和田康士朗=ZOZO(撮影・棚橋慶太)
プロ初セーブを挙げガッツポーズする沢田
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 「千葉ロッテマリーンズ3-2埼玉西武ライオンズ」(1日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテは逆転勝ち。勝率5割に戻し、CSを争うソフトバンクとのゲーム差を0・5に縮めた。

 両軍無得点の三回。2死から和田が相手先発・隅田が投じた初球、内角高めの146キロ直球を振り抜き、先制の3号ソロ。「初球から打てる球は積極的に振りにいこうと思って打席に入った。僕もびっくりです。先制点が取れて良かった」とした。

 1点ビハインドの七回には、2死から茶谷、和田が連打で好機拡大。続く荻野が四球を選び2死満塁とすると、さらに代打・岡が逆転の左前2点適時打を放ち勝負をひっくり返した。

 先発のメルセデスは、5回4安打1失点。再三ピンチを背負いながらも、要所を締める投球を披露し、「今日はインサイドのボールが思い通りにコントロールできなかったのですが、逆にアウトサンドのボールをしっかり投げて修正することができました。同点に追いつかれてしまいましたが、気持ちはアグレッシブに最後まで投げることができました」とコメントした。

 守護神益田が発熱で離脱。1点リードの九回は澤田が登板し、逃げ切った。

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