オリックス・小木田 2回0封5K 逆転負けもCSへブルペンに欠かせない存在 V決定日は勝ち投手に
「東北楽天ゴールデンイーグルス9-5オリックスバファローズ」(28日、楽天モバイルパーク)
敗戦の中にも光はあった。オリックスは2番手投手の小木田敦也が2回無安打無失点で5奪三振。「気持ちを切らさずにできているかなと思います」。20日の優勝決定日には勝ち投手にもなった。それ以降も好調を維持して、ブルペンに欠かせない存在だ。
この日も六回から2イニング。イニング途中の起用やロングリリーフ、ピンチの火消しまで多くの役割を担う。「自分の役割がわかってきた」と難しさを感じながらも、力を発揮し続けている。
先発の東は5回4失点(自責3)でデビューからの連勝記録更新とはならず。八回に阿部が打たれて逆転負けとなったが、中嶋監督は戦力を見極め、CSと日本シリーズに向けて着実に準備を進めている。小木田について「チームを助けてもらっている」と指揮官。また一人、頼もしい男が出てきた。