大阪桐蔭・前田悠伍がプロ志望届提出 U18優勝報告会で明言「もう一度日本を背負って世界一に」
10日まで台湾で行われた「U18ベースボールワールドカップ」で悲願の初優勝を果たした高校日本代表。そのチームのエースとして優勝に大きく貢献した大阪桐蔭の前田悠伍投手が20日、同校で行われた優勝報告会に参加した。
9時過ぎから始まった報告会には大勢の生徒に加え、強豪として知られる同校の吹奏楽部も参加。圧巻の演奏とともに学校総出で主役をお祝いした。
前田は「世界一を取ることができました。応援していただきありがとうございました」と感謝の言葉からスピーチを開始。「普段対戦できない、外国人選手との対戦もでき、良い経験になりました。この経験を次に生かせるように頑張っていきたいと思います」と大会を振り返った。
そして、19日にプロ志望届を提出したことも報告。「次の目標はプロ野球を代表するようなピッチャーになり、もう一度日本を背負って世界一になることです」と高らかに宣言。スピーチ後には大きな拍手が湧き上がった。
ドラフトは10月26日と約1カ月後に迫っている。世代No.1左腕として注目を集めている前田。「ワクワクが大きい」と現在の心境を明かした。「言っていただいたところで頑張るだけ。自分の力を出せるように、準備や練習を大事にしたい」と12球団OKの姿勢で運命の日を待つ。