ロッテ・佐々木朗、プロ初の初回3失点で3回降板で4敗目 九回2死から岡が2ランも1点届かず

 1回、渡部に死球を与え先制点を献上した佐々木朗(左)はタオルで汗をぬぐう(撮影・開出牧)
1回、愛斗に死球を与え満塁のピンチを迎えた佐々木朗(撮影・開出牧)
 3回、栗山に中前打を打たれた佐々木朗(中央)は、黒木投手コーチ(右から2人目)からペットボトルを受け取り水分補給する(撮影・開出牧)
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 「埼玉西武ライオンズ3-2千葉ロッテマリーンズ」(17日、ベルーナドーム)

 ロッテは、先発・佐々木朗がフォークの制球に苦しみ3回70球を4安打3失点、3四死球で今季4敗目を喫した。打線は貧打にあえぎ八回までわずか2安打。九回2死から岡の2ランで1点差に迫ったが、反撃が遅かった。

 佐々木朗は初回、2死から佐藤龍を四球で歩かせると、栗山には直球を右翼フェンス直撃の一打を浴びた。さらに愛斗に死球を与え満塁。続く渡部にはすっぽ抜けたフォークで2者連続死球となり、押し出しで先制点を与えた。さらに外崎には右翼線へ運ばれ2点適時二塁打とされ、プロ入り初めての初回3失点。この回だけで実に38球を費やした。

 打線は、西武の先発・隅田に二回の先頭・ポランコまで4者連続三振。四回までわずか1安打と抑え込まれた。0-3の五回には2四球と安打で1死満塁の好機をつかんだが、荻野、中村奨が凡打に打ち取られて無得点に終わった。

 八回までわずか2安打に抑え込まれ、九回2死から岡の6号2ランが飛びだしたが、そこまでだった。

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