ロッテ 佐々木朗希「シーズン中に帰ってこられて良かった」復帰登板で敗戦も3回45球を2安打1失点

 復帰マウンドで気迫の投球を見せる佐々木朗(撮影・開出牧)
 降板後はベンチの最前列で試合を見守る佐々木朗(撮影・開出牧)
 復帰登板で宮城(右後方)と投げ合う佐々木朗(撮影・開出牧)
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 「千葉ロッテマリーンズ0-2オリックス・バファローズ」(10日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテ・佐々木朗希投手が左内腹斜筋損傷から復帰し、48日ぶりに登板。3回45球を2安打1失点で3敗目を喫したが、「先制点を許してしまって、良くないところもありましたけど、まずはけがなく投げ終えて、それが一番じゃないかなと思います」と振り返った。

 初回、佐野皓の2球目からいきなり160キロ。2死三塁からは、森の打席でこの日最速の161キロをマークした。6球目のフォークをしぶとく左前に運ばれ先制点を献上したが、最少失点。二回には、先頭・杉本に四球を与えたが無失点。三回は三者凡退とした。「今日は今日なりの最低限というか、それなりのボールは投げられた」とした。

 この日は、正午の時点でチケットが完売。満員御礼のスタンドから、「朗希コール」が降り注いだ。けがをした当初は全力投球まで約2カ月かかるとされていたが、約1カ月半でのスピード復帰。「シーズン中に帰ってこれてよかった。大事な試合が続くので、その中で最後まで戦っていきたい。声援も力になっているので、最終戦まで声援を送っていただけたらなと思います」と話した。

 この日の投球の課題については「全部じゃないですか」と厳しく自身を評価したが、吉井監督は「久しぶりに投げているので、たとえが変ですけども、旅行に長い時間でかけていて、自分の居間でくつろごうと思ってもちょっと居心地が悪いという感じがあるじゃないですか。そういう感じだと思います。投げていくうちにこれは戻ってくると思います」と話した。

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