巨人、米大リーグ・レッドソックスなどで活躍したプロ野球解説者の上原浩治氏が１０日、ＴＢＳ系「サンデーモーニング」に出演し、オリックスのラオウこと杉本裕太郎外野手に「小さい『喝』」を入れた。

　９日のロッテ戦でオリックスの山本由伸投手が、昨年６月１８日の西武戦以来となる自身２度目のノーヒットノーランを達成した。２年連続達成は２リーグ制後初の快挙となった。

　杉本は四回に３ランを放ち山本を援護していた。しかし、試合後のインタビューで山本は「とりあえず三回ぐらいに（完全試合を）意識して、四回にロッカー戻った時にラオウさんが『おまえ完全試合意識すんなよ』と。そのせいで多分、四球出ちゃいました」とコメント。六回に四球を与えて“完全逃し”をしたことを杉本のせいにして笑いを誘っていた。

　上原氏は山本には文句なしの「『あっぱれ』です」と絶賛。続けて「杉本選手に小さい『喝』入れたいですね」とピシャリ。「言ったらダメなんですよね。ああいう記録を持続してる時って、言っちゃうと途切れるっていう」と記録あるあるを明かした。