ロッテ・沢村 可逆性脳血管攣縮症候群から1軍復帰即登板もいきなり被弾 1回3安打1失点で踏みとどまる 最速154キロ記録
「千葉ロッテマリーンズ4-5東北楽天ゴールデンイーグルス」(3日、ZOZOマリンスタジアム)
可逆性脳血管攣縮(れんしゅく)症候群と診断され8月2日から療養していたロッテの沢村拓一投手が、約1カ月ぶりに出場選手登録され、即登板。1回18球を、1本塁打を含む3安打1失点とした。
0-3の八回から、ファンから大拍手を浴びながらマウンドへ。先頭・小郷には、2球目の152キロ直球をバックスクリーン直撃のソロとされ、続く太田には2球目の153キロ直球を中前打とされた。なおも2死一、三塁とピンチは続いたが、最後は浅村を二ゴロに仕留め、最少失点とした。
吉井監督は「まずは体が大丈夫でよかった。きょうは打たれてしまったけど、また調整して頑張ってくれると思います。すごく経験のある子で、しかも練習もしっかり準備してくる選手。ブルペン陣を益田とともに引っ張ってくれると思ってます」と話した。