オリックス・頓宮 2打席連発でM20 チーム3冠、首位打者見えた 難敵・有原攻略8点快勝!

 1回、先制3ランを放つ頓宮
 3回、頓宮が左中間に2打席連続本塁打を放つ
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 「福岡ソフトバンクホークス4-8オリックス・バファローズ」(30日、ペイペイドーム)

 乾いたバットの音がドームに響いた。「カンッ」。大量得点の幕開けを合図する。オリックス・頓宮が豪快な一発で猛牛打線を目覚めさせた。「いい感触で打つことができました」。余韻に浸るようにゆっくりとダイヤモンドを一周。難敵の有原を一振りで沈めた。

 初回2死一、二塁。有原の初球フォークをベストタイミングで振り抜いた。「いい角度で上がっただけだと思います」。白球は失速することなく、左翼席へ。左翼・近藤も途中で追うのを諦めた。5日の西武戦(ベルーナ)以来、19試合ぶりで月間3本目。三回1死では「まさか入るとは思っていなかった」とテラス席へ2打席連続の15号ソロも放った。

 6月は月間MVPに輝いたが、7月は月間打率・188と苦しんだ。そんな時でも落ち込むことなく、自分に言い聞かせた。「それぐらいの選手だと」。8月になっても「何も変わってない」。ただ、目の前の1打席に集中し、自分のスイングをすることだけ貫いてきた。

 シーズンも残り29試合。打撃3部門でチーム3冠となり、首位打者も見えてきた。それでも、気にしない。19年に首位打者となった森にも助言された。「気にしたら手も出なくなる」。この言葉を頭の片隅に置いて「ラスト1試合ぐらいは気にします」と笑った。

 2位のロッテが敗れて、優勝マジックは20になった。1、2軍の野手6人の入れ替えを敢行すると、池田がプロ初の猛打賞と活躍。チームの歯車がかみ合いまくっている。「最後まで1試合1試合勝てるように頑張ります」。重圧すら感じさせない。全員が3連覇という、同じ目標に向かっている。

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