巨人 連敗で借金生活転落 岡本和の不在響く 原監督「我々も悔しい思い」

 9回途中、自らマウンドに赴く原監督(中央)=撮影・北村雅宏
 4回、二ゴロに倒れ、ガックリとベンチに戻る菅野(撮影・北村雅宏)
 9回途中、ベルトの交換を行う大城卓(撮影・北村雅宏)
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 「読売ジャイアンツ1-2広島東洋カープ」(30日、京セラドーム大阪)

 巨人が接戦を落とし8月20日以来の借金生活に転落した。末包には4戦連続被弾。打線も大瀬良の前に好機をつくるも苦戦し、大阪での主催試合は痛恨の2連敗となった。

 先発・菅野は6回5安打2失点で6敗目を喫した。初回2死一塁から西川に右中間破られる先制の適時二塁打を浴びると、五回には末包に追加点となるソロを被弾した。最速は155キロを計測するなど力投したが、援護がなかった。

 岡本和と梶谷を発熱による特例抹消で欠く攻撃陣は最終盤まで元気なし。二回には1死一、二塁の好機で吉川と菅野が凡退。四回には2死満塁の好機をつくるも、投手・菅野の二ゴロが二塁手・菊池の好守に阻まれて得点には至らなかった。

 2点を追う九回に岡田がソロを放ち、1点差に迫るも、反撃及ばず。3位・DeNAとは2・5差に拡大した。

 原監督は「悔しい思いで選手達も含め、我々もいますね」と話し、発熱の症状を訴え、29日に特例2023で抹消された岡本和と梶谷については「明日も難しいと思いますね。明日に関しては。熱がまだ下がってないですから」と、岐阜に移動して行われる31日の広島3戦目の出場も厳しいとの見方を示した。

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